傾くぜ883系
883系は大分ー博多間のソニック専用車両として活躍していますが、登場当時は九州初の振り子式列車として、CMも大々的に放送されていたのを子供心に覚えています。
乗車しているときにはあまり振り子の傾きを感じることは無いのですが、先に豊後豊岡駅先のカーブ区間を通る車両を撮影したデータを現像しているときに、かなり傾きを感じました。
◎一枚目、振り子機能のない485系、2枚目ソニック
これだけインサイドに傾きがあれば、高速でカーブを通過できることも当然のことですが、線路にバンクがついていればなおさらですね。この撮影地では、カーブの後登りの直線コースとなっており、速度を上げてカーブに進入してきますので、かなり迫力があります。
昨日は国鉄の旧車の良さを語ったのですが、883や885系のような新鋭車にもそれぞれ魅力があります。特にこのカーブの際の傾きは、何か独特のかっこよさを感じてしまいます。
そこで、今日は、他のカーブ区間を進行する883系ソニックを羅列してみました。
カーブのキツさや、進入速度によって振り子の傾きを調整しているため、それぞれ違った表情の写真に仕上がりました。
アップして気づいたのですが、なぜか同じ右回りのカーブばかりの写真が目立ちます・・・。
今度は左カーブの写真を狙おうっと。